りんごに似た甘く爽やかな香りのカモマイルは、乾燥させドライハーブやハーブティーとして用いられます。気分がほっと安らぎ、安眠にも効果があります。
クリムゾンクローバーは、やさしい緑色の葉と鮮やかな赤い花をつけます。クリムゾンとは、深紅、濃い赤紫色という意味で、別名「ストロベリーキャンドル」とも呼ばれます。
観賞用のハーブとして人気の高いナスタチウムは、葉・花とも食すことができるエディフルフラワー(食べられる花)です。
ゴマに似た香りのルッコラや、あさつき(ネギ)に似たチャイブ、リーフレタスなど、キッチンで活躍するハーブでにぎわいます。
夏の代表的なハーブの一つのスペアミントはハーブティーやデザートのアクセントとして用いられ、ネットに入れてお風呂に浮かべ清涼感のあるハーブバスとしてもご利用いただけます。
イタリアン料理に欠かせないスイートバジルも収穫の最盛期を迎えます。生の葉は、サラダやピザのトッピングに。また、オリーブオイルや松の実と合わせてつくられるジェノバソースは、パスタやカルパッチョのソースとして大活躍です。
夏の暑さもやわらぐ頃、ハーブガーデンに彩りを添えてくれるのがセージ達です。
鮮やかな赤と淡い緑の色彩が美しいハーブです。乾燥にも強いため、育てやすいことでも知られています。
紫色の丸く連なる花のメキシカンブッシュセージは、寒さや乾燥に強く、11月下旬頃までの長い期間ガーデンのアクセントになってくれます。
ハーブガーデンにも霜が降り、多くの植物が葉を落とす中で、白く小ぶりの花を持つノースポールは咲き続けます。
小さくて黄色い花を付けるミモザは2月〜3月が見頃を迎えます。花粉の散る前に収穫し乾燥させると色あせにくいため、ドライハーブとしてポプリ等に用いられます。
ローズマリーは、9月頃と3月頃に淡い青色の花をつけます。ローズマリーは料理やハーブティーの他に、シャンプーや化粧水にも用いられ、肌の引き締め効果や酸化防止の効果があるとされています。